なかなか治らないハゲに悩むなら、一度自分の生活習慣を見直してみるべきです。
ハゲには色々な要因があり、ストレスだったり加齢だったり自分ではどうにもならないことがあります。
しかし、きっかけがそれらの要因でも、進行がひどくなる原因は生活習慣にあったりするのです。
もし治療をしているのなら、生活習慣が良くないせいで治療を妨げている可能性もあります。
大きく分けると、食生活・喫煙・飲酒・睡眠不足です。
簡単に言うと、不摂生をしていると禿げます。
独身の男性など、仕事をしながらの自己管理はなかなか難しいかもしれませんが、薄毛の治療には代えられません。
自分のストレスにならない程度に、生活を正していくことが肝要です。
まずは食生活。
野菜をたくさん摂る、栄養バランスを考える、ということはもちろんですがきちんと「ご飯」を３食食べなければなりません。
仕事でなかなか食事に出れないからと、インスタント食品で済ませたりしていると、栄養が脂分に偏ってしまいます。
また、やってしまいがちなのが糖質制限で炭水化物を食べない…などの極端なダイエットです。
確かに肥満は体に良くないですし、女性にとってはダイエットは死活問題かもしれません。
しかし、髪の毛が作られる過程ではたんぱく質、ビタミン、ミネラルといった栄養素が必要です。
何か一つの栄養を極端に摂らないとなると、体の栄養バランスが崩れてしまいます。
次に喫煙と飲酒です。
特に男性は、この２つを合わせてやってしまいがちです。
タバコには「ニコチン」が含まれていますが、これが頭皮の血行不良を引き起こします。
依存性があるため、どんどん喫煙本数が増えてしまいますが、セーブしないとどんどん抜け毛の原因になります。
飲酒については、血行を促進してくれるため良いような気がしますが、アルコールの分解によって抜け毛の原因物質が増えてしまいます。
タバコも飲酒も、どちらもストレスの軽減に役立つ側面がありますので、程ほどに抑えるのが賢明です。
睡眠不足は、ストレスの蓄積になるのはもちろんですが髪の成長が不十分になってしまいます。
成長ホルモンの分泌が盛んになるのは睡眠時であり、髪の毛の細胞が活発に作られるためです。
これらの生活習慣を正して、ハゲにくい体を作りましょう。